ガッカリしてもドーパミン増 研究
最近、ガッカリすることが多くて、気分が落ち込んでいる人も多いのではないでしょうか。しかし、新しい研究によると、ガッカリしてもドーパミンが増えることがわかりました。
ドーパミンは、脳内で快感や報酬を感じる神経伝達物質です。普段からドーパミンが不足していると、うつ病や不安障害などの精神疾患になることがあります。
しかし、この研究では、ガッカリしたときにもドーパミンが増えることがわかりました。研究チームは、被験者に好きな音楽を聴かせた後、その音楽を聴けないようにしたところ、被験者はガッカリしていました。しかし、その後に脳をスキャンしたところ、ドーパミンが増えていたのです。
この研究結果は、ガッカリすることが悪いことではなく、むしろドーパミンを増やすことができるチャンスだということを示しています。また、この研究は、うつ病や不安障害の治療にも役立つかもしれません。
今回の研究は、まだ初期段階のものであり、さらなる研究が必要です。しかし、ガッカリすることがあっても、気持ちを切り替えてポジティブに考えることが大切だということがわかりました。